性同一性障害、小6男児に抗ホルモン治療へ 大阪医科大
Posted by eba_ko | Posted in ニュース | Posted on 20-01-2011
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先ほど、朝日新聞を読んでいてこんな記事をみつけました。
義務教育の現場でも、まだまだ性に悩む人たちの対応において問題があるようです。
心と体の性が異なる性同一性障害(GID)と診断され、女児として兵庫県内の小学校に通う6年の男児(12)に対して、大阪医科大(大阪府高槻市)は思春期の体の変化を一時的に止める「抗ホルモン療法」を行うことを決めた。2月に始める予定。同大によると、小児のGID治療で抗ホルモン剤を投与するのは 全国初という。
同大ジェンダークリニックの康純(こうじゅん)准教授によると、男児は小学校入学前から康さんの診察を受けている。中学入学を前に男性ホルモンが 増加し、声変わりの開始など第二次性徴を確認したことから、「本人の思いと逆に体が変化することで精神的苦痛が起きる」と判断、抗ホルモン療法を検討し た。学内の症例検討会を経て大学倫理委員会に答申し、今月初めに承認された。
抗ホルモン療法は、男性ホルモンと女性ホルモンを出にくくする薬「LHRHアゴニスト」を月1回投与する。第二次性徴が早く始まる「思春期早発症」でも5〜6歳の小児に使われており、ほとんど副作用はないという。(香取啓介)